ビスターリ山行記録


ロッジオーナーの片品での日々の生活や活動の記録を遂次    公開していきます


オーナーの趣味は主として登山とバイク、登山はここの所もっぱら単独行で日帰りが多くなっています、山に登るのは大変きつくて又辛い運動ですが、年々落ちてくる体力の維持と健康の為精を出しています。バイクの方は近頃は乗ることよりいじっていることの方が多くなってきました。又ロッジの整備や修理、草取り等の維持管理等何気ない日々も公開していきたいと思います

最近の山行記録

ここでは最近の山行について報告させていただきます。最近の山の様子を報告してまいりますので皆さんの登山計画の参考になればと思います(写真は富士見湿原に写る逆さ燧ケ岳です)

7月7日平標山から仙ノ倉山周回してきました

苗場山

平標登山口から平標山頂までは約3時間、ほぼ1時間ごとに送電鉄塔、松手山、山頂と歩きます。松手山まではほぼ樹林帯の中で景色はありませんが、1か所樹林の間から苗場山が見えます。真っ平らな山容が特徴で山頂は尾瀬と同じく高層湿原が広がっているそうです。(まだ未登頂です、高さからいってアヤメ平ノような感じですかね)

松手山

平標山頂までの2/3の位置にある松手山(1614m)視界が開け絶好のビューポイントです。標準コースタイムは2時間ですが1時間20分で到着しました。登山口の標高が970mですので650mくらい登ってきました。1時間で500m弱の登高、少しハイペースすぎます。ここは先を考えてビスターリですね

苗場スキー場上部

松手山から西側を見ますと有名な苗場スキー場のゲレンデが見えます。筍山ノ中間部にかかる山頂駅とその更に上の苗場第一ゴンドラの山頂駅の白い駅舎が見えています。

平標山

東側を見ますとこれから登る平標山の山頂が見えています。ここからは笹原の中を登っていきますが、今日は東京35度を超える猛暑日で、本来なら快適な登山道ですがここから上は日射を遮るものがありません。今日は登山道が酷道になりそうです。ちなみに山頂は右端のピークとなります

平標山山頂

おおよそ50分で平標山山頂(1983.8m)に到着しました。上越国境稜線は東の谷川岳に始まり西の平標山で一つの山塊をなします。(厳密には南に標高を下げながら三国峠から長野県側につながっています)平標山は谷川岳の男性的な山容と違いなだらかな女性的山容をなしていますが、以外にも標高は谷川岳の1977mより高いのです

苗場スキー場とプリンスホテル

平標山山頂から西側を見渡すと、苗場スキー場のほぼ全体と山麓の苗場プリンスホテルが見えます。私世代ではどうしても「私をスキーに連れてって」の舞台とユーミンの歌が脳裏に浮かびます。でもドラマの舞台は志賀なんだけれどね。ユーミンのコンサートが苗場だからそう思うんだろうね

仙ノ倉山

谷川岳方面の東を見渡すと仙ノ倉山が大きく見えます。ここからの笹原は初夏には花畑になるビューポイントです。3つ目のピークが山頂でこの山域では唯一2000mを超える山です。コースタイムは往復2時間を見ていれば十分でしょう。ちなみに仙ノ倉山の左後ろに谷川岳が見えます。慣れた方でないと中々わからないでしょう、東側から見る谷川岳とは様相が全く違います

平標山と苗場山

仙ノ倉山から来た道を振り返ると歩いてきた道のりと平標山が見えます。なだらかでとてもきれいな山容です。又その後ろに特徴的な苗場山が見えています。機会があれば今度は苗場山を登ってみようかと思います(一応百名山ですからね)よく見ると苗場山の後ろに雪の残った山が見えています。位置的には妙高・火打あたりだと思います

越後三山

北側を見渡すと新潟県の山々が見えます。左端に飯士山にかかる岩原スキー場、中央に谷筋に雪を残した巻機山その左後ろに八海山(日本酒がうまい)、巻機山の後ろに山頂だけが覗いてる越後駒ヶ岳、その右側に中の岳の越後三山が見えます。又巻機山手前の吊り尾根上になった右の尖ったピークが近頃人気の上越のマッターホルン大源太山(1598m)です

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熊野古道中辺路

昨年は高野山から熊野大社への小辺路を3泊4日で歩きましたが、今年は10月27日、28日に1泊2日で歩いてきました。

一日目は紀伊田辺の滝尻王子からのスタート小広峠まで歩きました、スタート時は20人程いましたが私以外全員外人でした。宿泊地は近露王子近辺になるのですが、2日目の距離が長くなること、宿泊施設のキャパが小さいため予約が取れない又取れても高価(およそ一泊1万円後半から)なので小広峠からバスで紀伊田辺のビジネスホテルに戻り翌日小広峠峠に朝一バス移動しそこから二日目をスタートとしました。こちらの方がバス代入れても約1万円で収まりました。それと外人さんたちはほとんど近露で宿泊していました。二日目は近露から小広峠までバス移動し私と同じスタートとなります。小広峠まで歩いて気が付きましたが近露から小広峠まではほとんど旧国道の舗装路歩きとなりやや魅力が劣るので迂回する人が多いということです。

高原霧の里休憩所

滝尻王子を出発し1時間45分高原霧の里休憩所に到着、霧の里休憩所の前に広がるのどかな風景です。水車や棚田が広がり奥に紀伊の山々が広がっています。まさに日本の古き良き原風景です。

牛馬童子像

霧の里を出て道の駅で昼食し3時間10分、12時50分に中辺路のシンボル牛馬童子像につきました。50cm程の小さな石造です。牛馬童子像は花山法皇の熊野詣でを偲んで明治時代に掘られたそうです。なぜ牛と馬に同時にまたがっているかは?です。

近露王子

牛馬童子像から15分程で近露王子につきました。多くの外人さんが休憩していました。ここから継桜王子を通って小広王子までは舗装路歩きとなります。継桜王子の休憩所で、お茶をいただきながら、宿泊費が高いよねと話したら、おばちゃんの話では大阪あたりから業者が入って無人の家屋を安く買いリフォームして貸し出しているとのこと、地元民は高くしていないとのことでした。

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二日目

無名な山

二日目小広峠から先は、売店・自販機等は発心門王子までなく、山道になります、熊瀬川王子・岩神王子・三越峠の三つのアップダウンがあります。こては岩神王子への登り男坂の途中から対岸の山をとったものです。山の名は知りませんが緑が美しかったの出パシャリ。

湯川王子

岩神王子からどんどん下り湯川川の渓流を渡ると湯川王子につきます。ここに湯川一族の住居跡と墓があり、往時は熊野詣での宿泊所が有り栄えたそうで、湯川川で身を清め熊野を目指し、ここから一登りで熊野と奥熊野の境界三越峠となり関所が設けられていたそうです。

大斎原

発心門王子を経て熊野本宮大社につきました。本宮大社参拝の後大斎原へ大斎原はもともとの熊野本宮大社があった場所で、洪水で流され今の場所に再建されました。ここから小雲取を超え小口、大雲取を超え那智大社までと計画していましたが膝に違和感を覚え熊野大社迄としました。膝痛めると長引きますので仕方ありませんね。昨年は雨で今年は膝で断念来年は那智大社を目指し速玉神社を目指そう。

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二日間歩いた記録を参考までに記しておきます。1日目、山行6時間50分、休憩50分、距離22.1km、登り1646m・下り1263m二日目山行6時間、休憩40分、距離18.7km、登り1184m・下り1578mでした。